地球、この奇跡の星のうえで

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『神は天に 太陽のために幕屋を設けられた。花婿のように 太陽は部屋から出て勇士のように 走路を喜び走る。』(詩篇19篇4〜5節)

今年も、はや12月を迎えました。日ごとに寒さが増して、季節の変化をひしひしと感じるようになっています。四季が明瞭に変化することは東北の魅力の一つであり、また、冬の間の雪が春の田植えの水になる訳ですから、この寒さの背後にも神様の恵みを覚える者でありたいと願うものです。

ところで、この季節の変化がなぜ起こるか、皆さんはご存じでしょうか。

それは地球の自転軸が、太陽の周りを地球がまわる軌道から23.4度ほど傾いているためです。この傾きのゆえに、夏は昼の時間が長くなって気温が上がり、冬は反対に短くなって気温が下がるのです。

もしこの傾きが無ければ、地球から「季節」というものは全く無くなってしまうでしょう。また、もし反対に90度傾いていたなら、一日中真っ暗という日が数ヶ月続いて半年後には一日中真っ昼間という日が数ヶ月来るという恐ろしいことになってしまうのです。それはもはや人間の住む星ではないでしょう。

ですから、私たちが「季節」というものを楽しむことができるのは、絶妙の案配で地球が傾いて回っているからなのです。そしてこのような驚くべき「バランス」で地球が保たれている事例は無数にあることが知られています。

聖書は、冒頭の言葉にあるように、「神様がそのバランスを司っておられる」と語っています。私たちの地球がこのようであるのは決して偶然ではなく、すべてが神様の確かなご計画の中にあるのです。だからこそ地球は寒すぎることも暑すぎることもなく、絶妙に守られているのです。

私たちは夏には「暑すぎる」と感じ、冬になると「寒すぎる」とつぶやきます。しかし、そもそも人間が生きることができる温度に地球が保たれていること自体が、圧倒的なまでの奇跡だと言えるわけです。

いかがでしょうか。あなたの人生は、神様によって守られているのです。この恵みを心に留めて、そのことに感謝の心を持ってみようではありませんか。そうすれば、日常生活の困難にも、立ち向かう力が与えられるのではないでしょうか。

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