ただ前だけを見つめる

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『人を恐れると罠にかかる。しかし、主に信頼する者は高い所にかくまわれる。』(箴言29章25節)

子どもの学校にて「ボウリング1ゲーム無料券」が配布されたのを機に、先日家族で出かけました。最近のボウリング場には、ボールを転がす力の無い子ども用にボールを滑らす台があります。これの助けも借りて、楽しいゲームとなりました。

私の方はと言いますと、1ゲーム目は一時「これは生涯ハイスコアか…?」と思うような展開でしたが、ガター防止バーに2度救われ参考スコア扱いに…(トホホ)。それでも気を良くして臨んだ2ゲーム目。急に1番ピンに当たらなくなり、いつの間にか子どものスコアに接近される始末…。

こうなると益々手元が狂ってしまい、最終的に何とか建て直して3桁に到達したものの、内容としては「散々」でした。

終わってから「1ゲーム目と2ゲーム目で何が違ったのだろうか」と考えました。思い当たる節がありました。最初のゲームは何も考えず、無心でただ「前」を向いて投げていました。ところが次のゲームでは「後ろ」を意識してしまったのです。これがメンタルに影響を与え、手元を狂わせていたのでした。

このことは、私たちの信仰の歩みにも当てはまるのではないかと思います。

前を向いて、神様だけを見ているときは恐れがありません。ところが横を見ては人と比較し、後ろを振り返っては焦ったり後悔したりする…。こうなると信仰生活は「喜び」ではなくて「苦行」になってしまいます。

人と比較する必要は無いはずです。神様はあなただけのオリジナルなプランをお持ちだからです。私たちに必要なことは、ただ前におられる主だけを向くこと。そこに、確かな平安があるのではないでしょうか。

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