『ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。』(ヨハネの福音書1章14節)
クリスマスシーズンはすでに過ぎましたが、少し前には、人々はプレゼントを買いに出かけました。家族で、友人間で、たくさんの贈り物が、最も行き交う時。それがクリスマスです。
ただ、なぜ人々はプレゼントをあげるのでしょうか。それは「あなたのことを大切にしているよ」というメッセージを伝えるためでしょう。人々はそのために多くの時間やお金を費やして準備するのです。
実は、神様も私たちのために入念な準備をして贈り物を用意して下さいました。その贈り物こそがイエス・キリストというお方である、と聖書は語っています。
キリストがお生まれになる以前は、神」という存在は私たちにとっては「ひたすら遠い存在」でした。ところがクリスマスの日、その神が突如として私たちの「仲間」になって下さったのです。圧倒的に遠かった神が、圧倒的に近いお方になったのです。
私たちはプレゼントにはメッセージカードを添えます。神様からのプレゼントの場合は、そのプレゼント「自体」がメッセージを語ってくれました。聖書に記されているイエス・キリストからの愛のメッセージがそれです。
キリストはまた、私たちの人生を罪の暗やみから救い出すために、ご自分のいのちまでも進んで与えて下さいました。それによって私たちは愛を知ったのです。クリスマスとはそのような神の愛の扉が音を立てて開かれた日なのです。
世の中のクリスマスプレゼントは、ある一日だけ与えられるものです。しかし、イエス・キリストというプレゼントは、永遠に私たちに与えられた素晴らしいプレゼントなのです。どんな贈り物にも勝るこの神様からの贈り物を、あなたもぜひ心に受け取って頂きたいと思います。