あなたと神をつなぐライフライン

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white and blue light on dark room

『もう一つの、茨の中に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたのに、この世の思い煩いや、富の惑わし、そのほかいろいろな欲望が入り込んでみことばをふさぐので、実を結ぶことができません。』(マルコ4章18〜19節)

3月に宮城県を襲った震度6の地震で、2週間に渡って教会の光回線が不通になりました。首を長くして工事を待ち、先日、ようやく復旧しました。「長かった…」というのが実感です。

この間、ネットも電話も全て繋がらず、もっぱらスマホのテザリングでしのぐという生活でした。こんなに不便なものかと痛感しました。原因は激しい地震の揺れで、電柱と教会の間を結ぶ光ファイバーが切断されたことでした。

無事復旧した後、道路からその線を見上げると、あまりの「細さ」にビックリしました。地震どころか台風でも切れそうなほどで、少々心配になったほどです。同時に、「この細い線に、全ての情報が流れているのか…」と思うと、感慨深いものがありました。

このことは、私たちと神様との関係にも当てはまるのではないかと思うのです。

冒頭の聖書のことばにあるように、私たちは生活上の様々なことで心が一杯になっていたり、他に楽しいことが沢山あったりすると、神様のことを考える時間が生活の中からどんどん減っていってしまいます。

私たちが思っている以上に「私たちと神様をつなぐ線」は細いのです。サタン(悪魔)はその線を切断してしまおうと手ぐすねを引いているのだ、とイエス様は警告しています。

そこで私たちに必要なことは「意識して神に近づこうとすること」です。聖書のことばを真摯に尋ね求め、そのことばによって心探られ、そして、同じ信仰を持つ人々との交わりの中に生きる。これが必要なのです。

あなたと神様をつなぐ線は、今どんな状態でしょうか。

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