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安息を得て

ついに終章を迎えたエステル記は、現代的な感覚では違和感や葛藤を感じる場面が続きます。しかし、当時の国際情勢や政治体制を把握すると、表面的な印象とは異なった「実像」が見えてきます。エステルは何を願い、王は何を考えたのか。そして、信仰者はそこから何を汲み取っていけば良いのか。丁寧に解き明かしていきます。

その名はオベデ

光と喜び、歓喜と栄誉

最大の危機を作ったハマンが舞台から去っても、エステルとモルデカイに安堵はありませんでした。ユダヤ人の運命はまだ霧の中だったからです。そこでエステルは、最期の嘆願を王に対して行い、ついに王からの命令を引き出すことに成功するのです。その命令とはどのようなものだったのでしょうか。文脈を大切にしながら、解き明かしていきます。

人の罪と神の愛

主の恵みに与るとは

ユダヤ人を滅ぼそうとしたハマン。ついにそのハマンが自らの罪の結果を引き受ける時がやってきます。しかし、そのプロセスは、私たちの受ける印象とは裏腹に、紙一重のものでした。人の歩みを導き、支配しておられる神の御わざに目を留めつつ、聖書から解き明かしていきます。

狭い門から入りなさい

痛みに対処するには

ビギナーの方に分かりやすい聖書のメッセージ。私たちが生きていく中で避けることができない「痛み」。身体の痛みも、心の痛みも等しく、私たちにとって「避けたいもの」かもしれません。では、この痛みに、どのようにして向き合い、対処していけば良いのでしょうか。聖書はそのための豊かな知恵を示してくれています。ぜひお聴き下さい。

建てるべき家

目に見えない王

エステルが一度目の宴会を行った夜、クセルクセス王は眠れなかったとあります。この出来事をきっかけとして、ハマンの運命は大きく転落していくことになります。一見すると何げない偶然の出来事のように思える中にも、歴史を支配している神の導きがありました。今の時代にも変わることなく働いている神の恵みに目を向けつつ、聖書から語っていきます。

油断せずに祈りなさい

聡明さと盲目さと

ユダヤ人の運命を巡るエステルとハマンの対照的な歩みは、エステル記の中心テーマですが、この5章でその本質がはっきりと現れます。その違いは、他者と自分との関係をどう考え、神の摂理をどう受け止めるのかに原因がありました。エステルは何を想い、何を考えたのか。聖書から丁寧に解き明かしていきます。

もはや以前のようではない

このような時のため

ハマンの企みの引き金を引いてしまったモルデカイでしたが、気落ちすることはありませんでした。むしろこの機会こそ、神のよって備えられたものだとの確信に立ち、エステルに力強いチャレンジをしていきます。戸惑いと恐れの中にあったエステルは、この一件を通して、自分の使命を理解し始めます。こうして、全ユダヤ人の運命は一人の若い女性の肩に託されることになりました。重圧と恐怖の中でエステルは何を想い、何を願ったのか。聖書から解き明かしていきます。

主の手の中にある生涯

まことの王に仕える

エステルが王妃としてクセルクセス王に迎え入れられてから5年。王宮では新たな権力者ハマンが台頭し始めていました。誰に対しても変わらない態度を取るモルデカイをハマンは憎み、驚くべき民族殲滅計画を建てます。何が彼をそこまで向かわせたのでしょうか。また、信仰者は自らを神のように振る舞う権力者を前に、どのように歩めば良いのでしょうか。聖書から知恵を頂いて行きます。

何も分からなくても

ギリシャとの戦いで敗北したペルシャの王クセルクセスを慰めるべく、ワシュティに変わる王妃選びが始まります。モルデカイの養女エステルも候補として選ばれたことから、彼女の運命は大きく変化していきます。抗えないこの世の権力に翻弄されるように見える時代にあっても、神の導きは確かに注がれていました。人の思いを超えて働く神の摂理に思いを向けていきます。

気まぐれから始まる物語

古代社会の覇者、ペルシャ帝国。巨大な帝国を治める王は、さらなる帝国の拡大を求めつつ、準備を始めていました。そこから、旧約聖書の中でも最もユダヤ的と言われるエステル記の物語が始まります。それは、時代を超えて、現代に生きる信仰者へ、神の摂理の偉大さを教えるものでした。聖書から、その恵みを語ります。

まことの礼拝と偽りの礼拝

人生の勝利者

アスリートの祭典、オリンピック。誰もが「一番」を追求する中で、あえてその道からは距離を置く一人の競技者の姿がありました。今からちょうど100年前に起こったドラマから、人生で本当に大切なものは何なのか、何が「勝利」と言えるのかを、ご一緒に考えていきたいと思います。

宮きよめ

ネヘミヤ記の最終章です。前章で高揚感と共に、完成した城壁の再建式を行ったネヘミヤでしたが、しばらくの不在の間にエルサレムの状態は予想を超えて悪化していました。礼拝の再建と神殿のきよめに乗り出すネヘミヤ。その行方はどのようなものとなったのでしょうか。聖書から解き明かしていきます。
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