私たちの心に住んで下さる神

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『彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。すべての人に恐れが生じ、使徒たちによって多くの不思議としるしが行われていた。』(使徒の働き2章42〜43節)

毎年5〜6月、イースターから数えて7週目の日曜日は、教会のこよみで「ペンテコステ」と呼ばれるたいせつな日です。キリストが十字架から復活された日から数えてちょうど50日目にあたるこの日、祈りに専念していた弟子たちのうえに聖霊がお降りになったと聖書は記しています。

これ以降、イエスの弟子たちはまるで人が変わったかのように大胆にキリストを神であると証しするようになりました。さらに冒頭の聖書箇所にあるように、奇跡的な出来事がたくさん起こりました。これは、弟子たちが語っている福音が嘘や偽りではなく、真実なものであることを誰の目にも理解できるようにするためでした。

これを見た人々は、イエス・キリストを救い主として受け入れ、それ以来、聖書の福音(良い知らせ)が世界に広がっていく足がかりが築かれたのです。これらすべては聖霊のお働きによって実現したものでした。

この聖霊は、今も同じように私たちに働いて下さっています。聖霊は三位一体の神の人格のおひとりであり、霊なるお方です。この方は私たちの「心」を住まいとされます。ですから、神を信じてクリスチャンになるということは、「心に神を宿す人」になる、ということです。孤独を感じることの多い現代人にとって、これはどんなに大きな励ましでしょうか。

聖霊はエネルギーとか概念といったものではなく、人格を持っておられます。ですから、私たちの人格と交わりを持ちたいと願っておられます。私たちの心に語りかけ、私たちの心をキリストへと向かわせて下さるのです。人がキリストを信じることができるのはただ聖霊の働きによるのです。

この方はまた、「慰め主」でもあられます。私たちの悩みや痛み、苦しみの全てを知ってともに痛んでくださり、人間にはできない「内側からの励ましと癒やし」を与えて下さるお方。

それが「聖霊なる神」なのです。