晴れの日も、嵐の日も

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green grass field near body of water during daytime

『強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身があなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」』(申命記31章6節)

2020〜21年の冬の大崎地方はとても冷え込みました。11月上旬、あまり記憶が無いマイナス3℃という寒さの日がありました。地面だけでなく屋根にまで霜が降りてうっすらと白くなっている光景が印象的でした。

このように冷え込んだのは、上空に寒気団が来たためですが、前の日が良く晴れて放射冷却が起きたことも大きいと言われます。

私たちは、直感的には「曇りの日の方が寒いのでは?」と感じるのではないでしょうか。ところが、雲がフタの役割をして熱が逃げるのを妨げるので、曇りの翌日は気温が下がりにくいのです。むしろ晴れ渡った日の翌日の方が熱が逃げてしまい、厳しい冷え込みとなるのです。

このことは私たちに人生の教訓を与えてくれるのではないでしょうか。

私たちは時にハレの日を経験します。全てが順調で、幸せな気分の絶頂を感じます。しかし、その喜びの束の間、気がつくと奈落の底のような困難を経験することがあります。

その一方で、ずっと曇り空のような心でいた気がしたけれども、後から思うと「守られていたんだ」と感じることもあります。

どちらが良いか悪いかとは言えないということです。

むしろ私たちにとって大切なことは、冒頭の聖句にあるように「神様はどんなときでもあなたと共にいてくださる」ということです。

晴れの日も曇りの日も、雨の日も嵐の日も。

ですから私たちは「人生の天気」に一喜一憂しないで、神様を常に信頼して歩んで行こうではありませんか。

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