『神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。』(詩篇46篇1節)
パソコンを使うときに一番大事なことは何でしょうか。それは「バックアップ」です。
バックアップとは、使用しているパソコンのデータを全てコピーしたもので、万が一、パソコンが壊れた時はそこから復旧すれば、データを失わないで済むのです。
今の時代、パソコンは比較的安く手に入ります。しかし過去に作った書類や家族の写真はお金に換えられないものです。特に、紙の写真ではなくデジカメの時代になった現代では、子どもの小さい頃の写真は全てパソコンに入っています。これが無くなると「子どもの写真はゼロ」になるのです。まさに悪夢です。
実は先日、手元のパソコンの2つのバックアップの内1つが寿命を迎えました。代替の機材を手配する間、少々不安を覚えました。もし残っているバックアップにもトラブルが起こった場合、前述の悪夢が起りかねないからです。従って確実を期すためには、バックアップは3つ必要と言えるでしょう。
さてパソコンのデータならこのようにバックアップを用意できる私たちですが、「人生のバックアップ」についてはどうでしょうか。
私たちは今の生き方がそのまま続くことを漠然と考えますが、いつ何時何が起こるかは誰にも分かりません。現在私たちが苦闘しているこのコロナ禍などは、まさにそのような、青天の霹靂として起こったことです。
そういう不測の事態が起こったときに愕然としないで済むためには、あらかじめ備えておくことが大切です。
冒頭の聖書のことばは、まさにそのための「確かな備え」を語っています。
そうです。主なる神こそ、私たちを守り支えて下さる「完璧なバックアップ」です。この方に信頼して自分の全てをお任せするなら、決して大切なものを失うことは無い、と聖書は約束しています。
あなたも、この完璧なバックアップを持って、平安の人生を歩んでいきませんか。