福音自由教会とは

古川福音自由教会のホームページにようこそおいで下さいました。お越しを心より歓迎致します!

当教会は、伝統的なプロテスタント・キリスト教会として1995年に創立されました。創立の母体となったのは、宮城県仙台市にある「仙台福音自由教会」(http://sendaiefc.com)です。この仙台福音自由教会も1989年に、「日本福音自由教会」(http://efcj.org)という、全国70余の教会を数えるキリスト教の教派によって創立されました。 しかしながら、お越し下さった皆様にとって、「福音自由教会」という名称は、耳慣れない言葉であろうかと思います。そこで、私たち福音自由教会の特徴を、簡単にご説明したいと思います。

特徴1.プロテスタントのキリスト教会です

世界におけるキリスト教の潮流には、大別して「カトリック教会」と「プロテスタント教会」の二つの流れがあります。カトリック教会は、ローマ教皇を代表とする世界単一組織の宗派であり、儀式や典礼といった伝統を重んじる傾向にあります。また聖書理解の最終的権威は教皇とローマ教会にあるとの立場を採っています。

一方、プロテスタント教会とは、その「プロテスタント(抗議する人)」という名称からも分かる通り、中世の宗教改革によってカトリック教会から別れた宗派であり、単一組織をとらず、教派や各教会がそれぞれ自立して運営しています。プロテスタント教会では一般に、儀式や典礼といった外面的な事柄よりも、個人の内面における信仰の内実をより重んじる傾向があります。また、個々の信仰者に働く聖霊の導きによって、個々の信仰者が聖書を正しく理解し、生活に適用できると考えています。 礼拝のスタイルにも、その音楽性などにおいて多様性があるという違いがあります。古川福音自由教会は、伝統的なプロテスタント・キリスト教会です。

特徴2.福音主義の立場に立つ教会です

そもそも「福音」とは、英語で「Gospel(ゴスペル)」と呼ばれ、イエス・キリストとその弟子たちの教えのことを表します。さらに新約聖書が記されたギリシャ語では、「福音」と訳されているのは「エウアンゲリオン」と言う言葉であり、元もとは「良い知らせ」という意味の言葉なのです。ですから「福音主義の立場に立つ」とは、聖書という書物を神の良い知らせが記された書物、つまり「神のことば」として信じている、ということです。もちろん、実際に聖書を記したのは人間の手によるものですが、彼らが執筆をする際に神の確かな導きがあって、神の意志を誤りなく記すことができた、と信じる訳です。この点が、小説やノンフィクションといった一般の書物とは違うところです。福音自由教会はこの聖書を重んじ、聖書の権威を大切にする教会です。

特徴3.自由教会の流れを汲む教会です

自由教会の成立には、中世のヨーロッパの歴史が大きく関わっています。イエス・キリストの弟子たちによって興されたキリスト教会は、4世紀にはローマ帝国の「国教」となりました。それまではキリスト教徒(クリスチャン)は、帝国の安定を乱すものとされ、大きな迫害を経験していましたが、国教化にともなって、今度は「国家公認宗教」になりました。中世になると、国家と教会は非常に強く結びつくようになり、国全体が一つの教会組織を取る、という状況でした(例えば、現在でも英国のエリザベス女王は、英国国教会の代表者を兼務しています)。しかしながら、国教化の過程の中で信仰は徐々に形骸化して行く、という問題が発生しました。出生と同時に教会員とされるような制度の下では、自覚的な「信仰」を持ちにくくなるのは自明のことだったと言えます。

そのような中、1549年にドイツのマルチン・ルターを発端として「宗教改革」がおこりました。これは、簡単に言えば、「自覚的な信仰の重視と聖書の権威の回復」を目的とした信仰回復運動でした。しかしながら、宗教改革においては、教会と国家の関係は基本的にはそのまま維持されていました。しかし信仰の内実を重視する人々は、国教会という制度に、宗教改革を引き起こした原因があると考えていました。ここからやがて「国教会ではない教会」としての「自由教会」が興ったのです。古川福音自由教会が所属する「日本福音自由教会」は、19世紀の北欧に端を発したこの自由教会運動が、19世紀後半に米国に伝播し、そして戦後すぐの1949年に初代宣教師の来日をもって創立された教派です。

以上のような経緯から、自由教会では「権力による信仰への介入からの自由」と「教会運営における自治」を大切な理念として堅持しています。また、「個々人の自由な意志に基づく自発的な信仰」を重んじるがゆえに、あらゆる形での信仰の強制に反対しています。これは、過去に教会と国家が結びついたことによって発生した様々な問題に対する反省から生まれた理念と言えます。福音自由教会の「自由」には、このような意味があるのです。


なお、上記の理念を明文化したものが、「信仰箇条」として掲載されておりますので、詳しくお知りになりたい方は、ぜひご覧下さい。