礼拝ではどんなことをするのですか?

「礼拝」と聞くと、何やら神秘的な、あるいはオドロオドロシイもの、つまり「何をしているのかよく分からない儀式」を想像される方が多いのではないかと思います。そこで、もしあなたがキリスト教主義のミッションスクールのご出身でしたら、恐らく、授業の一環やクリスマスなどに開かれる「○○礼拝」という行事に、一度は出席されたことがあるのではないかと思います。当教会の礼拝は、基本的には、そのような伝統的な礼拝と、ほぼ似たようなスタイルを取っていますので、想像していただけるのではないかと思います。

ミッションスクールに馴染みの無い方にとって「礼拝」は、やはり敷居が高いものと思います。そこで、キリスト教の礼拝の特徴を以下に記したいと思います。

  • 日常で使われている平易な日本語が用いられる。
    漢文や英語などの外国語で、何を言っているのかサッパリ分からん!ということはありません。賛美歌等、ごく一部で少し古い日本語(文語調)が用いられる箇所もありますが、それ以外はすべてにおいて、普通の話し言葉の日本語が用いられます。
  • お祈りがある。
    司会者や牧師が祈りますので、黙祷で心をあわせます。お祈りの内容は、礼拝への神の導きを願ったり、病気や困難の中にある方へのとりなし、国や地域の平和と安定のための祈り、などなどです。
  • 賛美歌を歌う。
    キリスト教の礼拝の特徴は「歌うこと」にあります。オーソドックスな賛美歌や聖歌を中心に、現代的なポップス調やバラード調の曲を歌うこともあります。数曲が歌われます。
  • 聖書のお話がある。
    プロテスタント教会の礼拝の中でもっとも重要な位置付けを与えられているのが、聖書についてのお話を聞くことです。「説教」とか「メッセージ」という名称が付けられていることが多くなっています。毎週、それ程長くはない聖書の箇所が朗読され、それについてのお話がなされます。聖書のことばを通して励まされたり、勇気づけられたり、癒されたりする。これが礼拝の中のもっとも大切な要素です。
  • 献金がある。
    礼拝の中で、「賛美」を除けば、基本的には礼拝者は受け身(聞いたり見たりといった情報を「受ける」時間の割合が多い、という意味)で臨むことになりますが、この献金に関しては礼拝者自身が神への感謝を形で表す機会と言えます。決して聴講料や参加費のようなものではありません。出席者の自由な意志に基づいて捧げられる神への感謝の表明、それが献金の趣旨であり、いかなる形でも強制されることはありません。ビギナーの方は、どうぞ遠慮無くそのまま献金袋を隣の方にお回し下さい。
  • 出席者間の交流がある。
    もちろん、礼拝に出席してすぐ帰宅されても一向に構わないのですが、教会の良いところは、出席者間の和気あいあいとした語らいや交流にあると言えます。礼拝後にはティータイムや食事会が行われることもありますので、その雰囲気を味わってみることをぜひおすすめしたいと思います。

いかがでしょうか? 何となく、雰囲気をつかんで頂けたでしょうか・・? キリスト教の礼拝は「分かりやすい」ものと言えますし、また、平伏するといった「動作」はなく、むしろ「見聞きし、また歌う」といった心や理性に訴える要素が多いのが特徴です。一度もキリスト教の礼拝に出たことが無い、という方も大勢いらっしゃるかと思いますが、「得体の知れない儀式」ではありませんので、ぜひ一度、思い切って出席されてみてはいかがでしょうか。